アンコールトム&バイヨーン寺院
ワットは「お寺」ですが、トムは「都」ということで、昔は何万人もの人が生活する都だったそうです。

アンコールトム

アンコールトムの南大門(注1)手前からはゾウに乗って中に入っていくことが出来ます。
右は橋の欄干の彫刻で、大きな蛇を神様と悪魔が綱引きしているところですが、これは私がゾウの上から撮ったものです。

注1)南大門と見ると、韓国風に「ナンデモン」と呼びたくなるのは私だけではないでしょう。関係ないですけど...


バイヨーン寺院

アンコールトムのメインストリートをゾウに乗ってまっすぐ進んでいくと、やがて木立の中から大きな遺跡が現れます。
観光コースではアンコールワットよりも先にここに来ることも多いようで、なかなか立派な寺院です。
主塔の周りを取り囲んでいるのはカンボジアの各州を象徴している塔だそうですが、数が合いません(笑)(注1)

注1)建設当時と現在では州の数が変わっているのは当たり前...



第一回廊の彫刻はタイと戦争していた時代の記録です。
左からカンボジアの軍隊、援軍に来た中国の軍隊、少数民族の軍隊だそうです。
中国人はひげを生やしていてそれっぽく見えますが、、少数民族はふんどし姿に棒っきれをもっているだけで貧相です。(注1)

注1)おまけに、とってもいやそうな表情に見えるのは、むりやり戦争に駆り出されたからでしょうか?



アンコール遺跡は時代によって、ヒンズー教が強かったり、仏教が強かったりして、場合によっては仏様が後から削られていたりもするのですが、ここは仏教色が強いようです。
中央はヒンズー教の女神だと思うのですが、スタイルも私好みで色っぽい顔をしています。
右端はヒンズー教3大神の一人、ビシュヌのヴァギナです。もともとはペニスも有ったのが盗まれたそうです。(注1)

注1)このヴァギナ、あっちこちの遺跡に大量にあります。見るたびに赤面してしまうウブな私でした。

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