アンコール遺跡群 有名なのはアンコールワットですが、実際にはカンボジア国内に約300箇所の遺跡が点在しています。 シェムリアップにはアンコールワットをはじめとするメジャーな遺跡が密集しているため観光地になっています。 ジャングルの足跡 遺跡の多くは戦争で放棄された後フランスの占領軍(注1)によって再発見されるまでジャングルに埋没していました。 多くは最近になって修復されていますが、木を除去すると遺跡そのものが崩れてしまう場所や、自然のままに残そうとしている遺跡もあり、木の根っこが絡みついた面白い眺めをたくさん見ることが出来ます。 中でも「タ・プローム」は自然の木をそのまま残そうとしており、宮崎アニメ「天空の城ラピュタ」のモデルになったと言われています。 |
神や王様の彫刻 技巧的にもデザイン的にも優れた彫刻が多く、保存状態も良好です。 ところどころ黒いしみが見られますが、遺跡調査の際にサソリや蛇(注1)などを焼き殺した後だそうです。。 |
聖獣 左はヒンズー教を象徴するガルーダで、ヘビ(仏教を象徴)にまたがった姿が多く見受けられます。 動物の中でも頭がたくさん(注1)あるのが聖獣とされ、天地創造(ヒンズー教では乳海攪拌)で生まれたものだとされています。 |
修復作業 日本やアメリカ、フランス、イギリスなどの援助によってあちこちの遺跡で調査や修復作業が行われています。 崩れた場所の岩はクレーンで吊り上げて、番号を振って庭に並べて修復を待ちます。 ボランティアの人もたくさん働いていました。(注1) |
夕日の神殿 シェムリアップ3大聖山のひとつプノン・バケンは夕日を見るのに絶好の場所として知られています。 小高い丘(注1)の上にやや小規模な神殿が立っていますが、古代ギリシャ様式のようにも見えます。 で、夕日の見られるPM5:30〜6:00くらいは満員電車状態になります。 夕日の写真は別なページにありますので、そちらもご覧ください。 |