ラズパイでのハイレゾ再生については、あまり有意差が無かったので、スピーカーのスペアナデータの比較をすることに。。。
マンションでの小音量再生、ブックシェルフタイプでの聞き比べ。
今回測定した手持ちのスピーカーは6種類
今回は安いわりに評判のいい中華アンプLepy LP-2024Aを使って測定。
小音量用ブックシェルフでもボリュームを6割ぐらいに上げて使ったので、もっと大きなスピーカーは駆動しきれないと思う。
①バックロードホーン(FOSTEX、8cmフルレンジにツウィーターで高音を足した2Way)
フルレンジ特有のボーカル域の滑らかさがある。8cmフルレンジな割にはホーンのおかげで低音のスピード感もあり。ツィーターも上手く繋がっていて、POPS全般に幅広く使える。
グラフの100Hzから下にある緑の線は生活背景音なので、低音がすごく出ているように見えるのは間違い。
②101MM(BOSE、天吊り)
喫茶店とかの天井に付いている有名なスピーカー。
低音と高音にちょっと癖があり、好みが判れる。
ボーカル以外のJAZZやROCKをBGAにするのに向いている。
③NS-BP200(ヤマハ 13cm+3cm 2way)
値段の割にはトータルバランスが良く、クラッシックもいける人気のスピーカー
写真では判らないがリアバスレフでややドンシャリ傾向ではある。
④バスレフ FE103En(FOSTEX 10cmフルレンジ)
写真では白いコーンのフルレンジ1発。
フルレンジ1発ならではの繋がりの良さで、ボーカルの響きが美しい。
グラフでは十分出ているように見えるが、ダンス系の曲など聞くと高音が物足りない。
⑤バスレフ SRT1033 (クラリオン 10cmマルチアキシャル3WAY)※車載用
今回試しに車載用をFOSTEXの10cmバスレフ箱を借りて入れてみた。
パラメーターが判らないので、箱があっているか不安だったけど問題なさそう。
車載用なのでもっと低音が出るかと思ったら普通。(所詮10cm)
特筆すべきはマルチアキシャルで真ん中に付いているピエゾの高音。
高音が出すぎているように見えるけど、おじさん耳にはその主張っぷりが新鮮に聞こえる。
車載用は量産効果のせいで安いし(2個セット¥4,000)面白いジャンルかも?
もっと大口径のも買いやすい値段で売っているので試したいけど、既製品の箱じゃ合わないし、設計が難しそうだ。。。
まあ、グラフを見てもピュアオーディオ向きではない。。。
⑥HT-SS380(SONY ホームシアターシステム)
写真では一番小さく映っているSONYのロゴ入りのスピーカー
参考用にブックシェルフじゃない5.1chホームシアターも測定してみた。
正しいリスニングポジションで測らなかったのでグラフはガタガタw
実際には音楽を聴いてもそこそこいける。
包まれるような音場とサブウーファーの振動はホームシアターならではの楽しさがあり、人によってはオーディオ用のシステムよりも好きかもしれない。