クマリ様 ラブ!
ネパール最大の心残りはトレッキングでもドラッグでも無くて「クマリ様に会えなかった事
ネパールの穢れ無き聖女、生き神様であらせられられれろ、、、
会えないとなるとますます恋しくなる。
ちなみに、この旅行記ページで自分で撮っていない写真を使っているのは「クマリ様だけ」である。
だって、会えなかったんだもん。。。(そもそも写真撮影禁止だし)
彼女は由緒正しき家柄で、体に怪我の跡などが無い美しい少女から選ばれる。(初潮が来るとお役ごめん)
お付の女性にチップを弾むと顔を見せてくれるとの情報もあったが不明。
朝の10時と、夕方の4時の2回顔を出すとの情報もあったが確認できず。
彼女の住まいの周りでまとわり付いてくる自称ガイドくんに「クマリが見れたらガイド料を払う」と交渉したら、みんな「うーん...」と考え込んでしまったので難しいのだろう。


これは夜のクマリ様の館。
中庭に忍び込んで(ウソ、普通に入れた)クマリ様が顔を出していないかと期待したがダメだった。


おみやげ
マサラ(調合スパイス)売りの奥さんも可愛い。
この店はアサンチョークの近くにあって、各種マサラを味見させてくれる。
値段は路上の量り売りよりちょっと高いが、日本語の解説書をつけてくれた。
買ったのは「ホットカレーマサラ」。
レトルトカレーにちょっと振り掛けるだけで本格的な味に!というのを期待している。

ここではネパールの代表的お土産がうまく並んでいる。
左手前が「マニ車」、チベット仏教の法具で中に経文を記した紙が入っている。
お寺の周りにぐるりと配置されているアレのハンディタイプだ。
一度回すとお経を一回読んだのと同じ効果があるとか。

右手前のナイフは「ククリ」という名前で、ネパール山岳民族の使うものだ。
専門店もあり、小さいものでRs100くらいからある。
山歩きのときに下草や小枝を刈る「ナタ」のようにも、普通のナイフのようにも使えて実用的だ。
かなり欲しかったが、飛行機手荷物は無理そうだったのでやめておいた。
その上のお面は商売の神様「ガネーシャ」のものだが、ヒンズーの神々をはじめ、いろんなバリエーションがあって楽しい。
カラフルな石やビーズでできたネックレスや、彫金のアクセサリー、小物入れなんかも、好きな人には良いかも知れない。(私には似合わないが)
他にはカレンダーなんかも面白い。
ネパールの暦はヴィクラム暦(太陰太陽暦)で、中国の旧暦と似ていて毎年日程が変わる。
結局は無難なグレゴリオ暦(西洋暦)の卓上カレンダー(Rs200)を20個ほど買い、会社のみんなへのお土産にした。(20個もあると結構重い。。。失敗)
あと、女性へのお土産にいいのが「パシュミナ・ショール」軽くて肌触りが良い。(Rs500〜2000)
2枚購入したが、渡す相手が居なくて困っている(泣)。


ヒンズー教の神々
ヒンズー教そのものに対する考えは別として、その神々はどこか人間臭くて好きだったりする。
昔「サザンアイズ」というマンガを読んだが、そのベースになっているのがヒンズーの神々だったこともあって、馴染み易いのかもしれない。
左がヒンズー教主神、破壊神「シヴァ」と、その妻「パールヴァティー」。
額に第3の目を持ち、ヒマラヤの奥深くに住んでいる。
それぞれ化身があり、シヴァは世界を破壊と殺戮の恐怖に落とし込む「カーラバイラヴ」、パールヴァティーはシヴァも歯が立たなかった魔王を退治した勝利の女神「ドゥルガー」である。
その二人の子供が右の像、商売の神様「ガネーシャ」なんだけど、母親(パールヴァティー)の入浴中に「誰も通すな」と命じられて、父親であるシヴァをも通さなかったので、頭にきたシヴァが頭を切り落としてしまった。
我に返ったシヴァがその辺を通りかかったゾウの首をあわててくっつけて、今の姿になったということだ。(笑)
博物館で見かけたんだが、解説を読む時間が無かった。(英語を読むのが面倒だった)
パンクでファンキーな像で、ちょっと気に入っている。
ヒンズー経と関係ないかもしれん。

なますて
今回の旅行でまともに使ったネパール語はただひとつ。 「ナマステ」
こんにちは、さようなら、など挨拶は全部これひとつでOK。
ホンとは日本で言うところの「ナンマイダ」に近いところに語源があって、もっと深い意味のあるものなんだそうだ。
だから、手を合わせて数10秒の祈りをささげるというのが正しい挨拶。
われわれ外国人が気楽に使っているものだから、現地の人もあんまり気にしないでいるようだ。
今度来るときまでにはもうちょっと言葉を覚えて、いろいろな話もしてみたい。



〜リンク〜
(&お礼の言葉)

Marvel Travel
ホテルとマウンテンフライトの予約でお世話になりました。
トレッキングやその他ツアーなどもやってます。
ボスのドルバさんが日本語も上手で、頼りになりそうです。
実際、空港を出たときの客引きがうるさくて、ホテル送迎を頼んでおいて良かったです。

ネパール日本人会商工会
日本語観光マップ、助かりました。
旅行終わってからホームページ見たけど、便利な情報もたくさんあります。

PROGRAM D INTERNATIONAL
バンコク経由で旅行をするときに、いつもチケット予約でお世話になってます。
今回はTGのE-チケットだったので顔も出してませんが、対応も丁寧で確実です。



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