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怪しい!?日本語
「悲しい過去の歴史を...」っていう切り口で日本語を語ることも出来るんだけど...
ここ上海で度々見かける「怪しい日本語看板」のご紹介です。
下手な日本語を馬鹿にしているわけじゃありません。
むしろ日本人の目を引く効果的な宣伝だと感心しているくらいです。

VCD、DVD
上海でのDVD普及率は日本より高いんじゃないかな?
私のアパートでも家具と一緒に付属しているぐらいだし、違法ソフトを売っている露天でもDVDが当たり前。
違法ソフトは中身とパッケージが違っていたり、そもそも動かないモノもあったりして、それはそれで笑える。
ちゃんと翻訳している正規版の微妙な間違いを見つけるのもなかなか楽しい。

山口百恵は中国で最も有名な日本女優。
これは「伊豆の踊り子」だけど、古い日本映画を扱っているシリーズ名は「しこほえぃがかん」である。

最近のドラマも割とすぐに中国語に翻訳されて店に並ぶ。
これは「シムニョ」というドラマ。
「ショムニ」よりも響きがいいね。

これはかなりイケテル部類だと思う。
「つードつマイト」知らない人のために正解を書くと「フードファイト」。
カタカナとか促音、撥音を間違っている場合が多い。

マッサージ
マッサージと美容院の違いは曖昧模糊としている。
マッサージ専門店と美容専門店がそれぞれ10%くらいで残りが両方を兼ねている。
まずはマッサージ専門店をご紹介。

ありがちな「マシサージ」である。
これに「マサージ」と「マッサジ」を入れると全体の半数を超すだろう。

ここはいわゆる「足浴」。中国では割とポピュラーなお店。
「漢方薬で足を洗う」のが正解かな?

ここまでくるとパット見て何が書いてあるのか判らない。
「マ(|)サー三リ」記号まで使って日本語を真似てある。

美容院
美容院で目立つのが入り口の「いらっしゃいませ」。
私のいきつけの店は「いらつしやいませ」と書いてあるが、私が連れて行く人以外の日本人は見たことが無い。
店の人に「歓迎という意味なんだけど、日本語はこれでいいのか?」と聞かれたが、直して欲しくないので「差不多(チャブドウ)=大差ない」と答えてある。

間違ってはいない。
見方を変えると「斬新なデザイン」であるようにも思える。
ここの店の看板には「日本語通じます」と書いてあるが怪しいもんだ。

この看板はピッカピカですごく立派なのに、惜しいかな日本語だけふにゃふにゃな文字だ。
店の中も綺麗なので、この文字さえなければと悔やまれる。

何を言いたかったのか判らない...。
ちなみに店の名前は「ぁあぃいぅう」とは違う。

さすが古北
飲食店や美容院以外に楽しい日本語が見られるのは古北地区くらいだ。
ここには日本人学校があり、家族連れの駐在者の多くはこのエリアに住んでいる。
日本食レストランも多いし、日本語の通じる飲み屋も上海ではここに集中している。

絨毯専門店である。
このくらい楽しい日本語だと、逆に日本人の目を引いて商売繁盛するかもしれない。
もし私の家のそばにあったら、ここで絨毯を買うと思う。

クリーニング屋さんの移転のお知らせ。
絵をクリックして拡大してみてください。
不要な濁点が多いですが、ちょっと日本語を勉強した人に多いのがこの間違いです。

これは不動産屋さんの看板。
絵をクリックして拡大してみてください。
中国語、英語、日本語、韓国語と4ヶ国語で業務内容を説明していますが、日本語だけ怪しいです。
こういうお店って信用第一だし、だれか日本人が直してあげればいいのにね。